最近、「嫌われる勇気」という本を手に取りました。アルフレッド・アドラーの心理学に基づくこの本は、以前はあまり興味が湧かなかったのですが、なぜか先日、書店で目に留まりました。ふとページをめくると、「なぜ自分が嫌いなのか」というセクションが目に飛び込んできました。
この本には、自分の短所ばかりに目を向けるのは、「自分を好きにならない」という決心から来る行動であると説明されています。これは、他人との関係で傷つかないようにするための、ある種の防御策とも言えるでしょう。
正直なところ、最近の私は仕事も人間関係もあまり面白くないと感じています。年を取るにつれ、目標や夢も薄れがちです。しかし、この本は今の私にとって非常にタイムリーで、自己受け入れへの新たな一歩を踏み出すきっかけを提供してくれました。
皆さんも、自分自身と向き合う時間が必要なときには、「嫌われる勇気」を手に取ってみてはいかがでしょうか。自己理解と受容の旅は、時に予想外の形でやって来ます。
