コバクシンCovaxinを接種
インド製のワクチンCovaxinをインドにて、2021年7月に1回目、8月に2回目を接種する。2回接種するが特に副作用はなかった。そもそもワクチンは、できることなら接種したくなかったが、大人の事情で接種。
インドでは、現在、英アストロゼネカとオックスフォード大学が共同開発したコビシールド(Covishield)とインド製薬会社が開発したコバクシン(Covaxin)、ロシアのスプートニックVのワクチンが使用されている。
その中で、私がやや不安のあるインド製のCovaxinを選んだ理由は、不活化ワクチンであるというのが、1番の理由。不活化ワクチンは、病原体となるウイルスや殺菌の感染する能力を失わせたものを原材料として作られる。不活化ワクチンは、B型肝炎やインフルエンザなどで多数の実績がある。
ファイザーや、モデルナなどのmRNAワクチンは、新しい技術なので、長期的副作用の有無を見たいというのが理由。また、欧米の国は、ジェントルマンな顔をして、金儲けのためなら平気で嘘をついてきた国々ばかりである。コロナ発生の起源を考えると、100%信用できる要素が何もない。
ワクチン証明はすぐに発行される
病院に行くと、個人情報や体調などを所定の書類に記入し、30分くらいでワクチンが注射される。特に注射する場所を消毒することなく、注射する。10分くらいその場合で待たされるのだが、その間政府系機関からワクチン証明を取得できるサイトのアドレスが携帯に送られてくる。サイトで携帯番号を入力するとOTPが送られて来るので入力すると、ワクチン証明書が取得できる。
州によっては、現在、ワクチン証明書か72時間前のPCR検査結果の提示を空港で求められる。ワクチン証明書は、携帯に保存するなど常時持参する必要あり。
インドの感染状況
2021年9月2日現在7日間の1日あたり新規感染平均は42872人。21年5月中旬の40万人から10分の1になったが、減少は6月中旬からストップし、横ばいの状況が続いている。ただ、これはケーララが増加していることが原因で、ケーララ以外の州は、減少傾向。
日本でも報じられた感染の酷かったデリーでは、1日あたり100人以下になり、通常の生活に戻りつつある。
イスラエルやアメリカなどを見てもワクチン接種で感染自体はおさまらないことが明確になる中、インドでも第3波が来るのではという懸念はある。
チェンナイ街の様子。まだ、一応マスクをしている人が多い。